日々雑感。

最近、計画相談の設立相談をたくさんいただきます。

私ども「計画相談支援室 ノーマ」に関して言えば、
事業所の内情については、かなりオープンにしています。

あらたな計画相談支援事業所の設立支援も行なっています。

なぜなら、地域福祉の向上を図る上で、計画相談の存在は欠かせないので
計画相談の仲間が増えることは、地域にとってとても良いことだからです。

逆に、計画相談支援事業所が、本来の趣旨を逸脱して「自分本位」で動いたときは
残念ながら地域福祉にとってはマイナスに働いてしまいます。

・・・むしろ、今はそんな事業所も多いのかもしれませんね。

そして、最も厄介なのは、事業運営をするものとしては
「計画相談」は、事業運営の重荷でしかないということです。

なので、単独の計画相談支援事業所の存在が、
いかに素晴らしく崇高なことをやっているのかを
もっと多くの人たちに知ってもらいたい。

そして、私たち計画相談支援事業所自身も単独事業所をもっと応援していかなければと思っています。

ちなみに、私とともにモニタリング等で自宅を訪問する同行研修も受け付けています。

今、ノーマには新人が加入していますので、数年ぶりに新規の受け入れを行なっているため
今、同行すると、もれなく新規契約の場面から見ていただけるかと思います。
イメージしにくい計画相談の流れを一緒に見てもらうことが可能です。

ただし、中途半端な考えや気持ちでの同行はお断りしています。
利用者さんの個人情報に関わることでもあるので、
「ちょっとみてみたい」といった気持ちでの同行はご遠慮ください。


計画相談を行なっていると、いろんな課題や悩みに直面します。
「誰かに話を聞いてほしい。」「これで良かったのか誰かに聞いてみたい」

でも、大掛かりな研修だと、なかなか相談やゆっくりと話ができません。

それは、計画相談に向き合って5年目を迎える私が感じてきたことです。


なので、2018年は、PALさんと協力して「福岡・筑紫地区計画相談支援研究会(チキンの会)」を立ち上げました。

まずは、地域にある計画相談支援事業所の相談支援専門員が、
気軽に悩みを打ち明けられる、相談できる環境をつくりました。


おかげで、今では15〜6名の方々にご参加頂いています。
まだまだ、参加者が増える予感もしています。

ちなみに、チキンの会のことについて書いたこのブログですが
前回のチキンの会の報告ブログは、500PV見られているという(笑)

興味をもっていただけているかがよくわかりますね(苦笑)


たかだか、地域の相談支援専門員の集まりですよ(笑)


いや、本当にありがたいことです。


で、これからのノーマですが、
私の思いとしては、那珂川市で事業所を一同に集めて、
利用者さんや保護者さんが事業所の説明を一度に聞くことができるような
地域の福祉事業所の「お祭り」がやりたい。

この時期なら、放課後デイの事業所さんを一同に集めたら、
障害を抱えるお子さんをもつ保護者さんたちは喜んでいただけるのではないかと思います。


さらには、定期的に「福祉従事者向け研修会」の開催も行いたいです。
地域の福祉向上のためには、福祉事業所に働くみなさんに頑張ってもらわなくてはいけません。
社内研修や事業所研修ではなく、かといって、専門の先生をお呼びしての研修でもなく
やはり、私自身も長い福祉人生の中で、同じ悩みを抱えてきた、
同じ立場で考えている人が伝えられることも多いのではないかと考えています。

計画相談でたくさんの事業所にお邪魔させていただくからこそ
事業所さんのお役に立てることにも取り組んでいければと考えています。

もう年末ですね。

それまでに、来年の抱負を書かないと。

3階ラボ時代から、年始早々、思いの丈を吐いてきましたので
今年も言いたいこといっちゃいます(笑)


KIROKU.AIについては、おかげさまで導入事業所が増えています。
ノーマを通じて、現在2法人2事業所の導入が決定しました。

ノーマが所属する法人の放課後等デイサービス2事業所にも導入していますが
記録についての職員間の話し合いが増えたことで
誰もが支援を意識するようになったことが大きなメリットだと感じています。

また、記録の記載時間短縮によって、
ケース会議やイベントの話し合いの時間の確保もスムーズで
全体的にかなりの労務減少につながっていると思います。

帰りの電車やバスでも記録が書けますし
自宅でご飯食べながらだって記録が書けます。

従業員の生活スタイルに、記録を合わせることができることは
本当の意味での負担減少につながっているのではないかと思います。

こどもを迎えにいくために、早く帰らなければならないスタッフも
記録で周囲に迷惑をかけなくてすめば、精神的にも楽ですよね。

そういった配慮が、スタッフの仕事へのモチベーションに繋がると思っています。

もはや、そういったことに配慮が行き届かない事業所は
スタッフの確保も大変になる時代となりました。

管理者クラスの方は、「そうなってからでは遅い」ということを
改めて考えていく必要があると思います。

利用者さんの配慮はもちろんですが、職員への配慮はもはや「絶対」です。
誰かを失ってからでは遅いのです。


まだまだ地域でやらねばならないことだらけですが
ひとつひとつ取り組んでいきたいと思っています。




まずは、一歩から。













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