協働体制『FIVE STAR ALLIANCE』が始動しました。
令和6年10月1日、私ども「計画相談支援室ノーマ」は、那珂川市と大野城市の2つの地域生活拠点等に指定された計画相談支援事業所を中心に、2つの事業所を加えた4事業所で「協働体制」を組むことになりました。
協働体制とは、地域生活拠点等に指定された計画相談支援事業所を中心に、複数の計画相談支援事業所が協力して、より効果的なサービス提供を行うための仕組みです。
例えば、、、
- 支援者の支援能力の向上及び障害児者の抱える生活上の課題の解決を図ること
- 支援者が抱える共通の課題に対して、関係機関と連携し、各種研修等の企画・運営を行うこと
- 自立支援協議会をはじめとする各種会議への参加を通じて、地域における障害児者の支援上の課題を把握するとともに、支援困難ケースへの確実な介入と継続的な支援を確保するための関係機関間の連携体制の強化を行うこと
そのために、私たちは週に1回、原則すべての相談支援専門員が一同に集まって、顔を合わせた形での会議を行い、事例検討や社会資源等の情報共有等を行います。
ノーマだけでは知り得なかった地域の社会資源の共有や、共同体制を構築した事業所との協力依頼も可能となり、より広範囲の地域のお住まいの障害を抱える方々とそのご家族のための支援を提供することができるようになります。
特に、事業所の緊急事態が生じた場合のバックアップ体制の構築も可能となり、また、お互いのチェック機能が働くことで、制度・施策に対する共有などからも、法令を遵守した運営に取り組むことにもつながり、とくに少人数の事業所にとっては、安心した運営が可能となります。
また、月2回の研修会を開催することで、事例検討や相談支援専門員の倫理や資質向上を図り、それぞれの事業所がある地域の基幹相談支援センターや自立支援協議会への積極的な参画及び協力を行うことを明記しています。
さらに、月1回の運営委員会を開催し、制度に則った運営が行われているかの確認を行うことで、地域に信頼される事業所となれるように努めていきます。
FIVE STAR ALLIANCEの意味は、まさに、地域に「最高品質(五つ星)の計画相談を提供するための共同体」を意味します。
その名に恥じぬように、日々、努力を重ねていく、そんなチームになっていけるように努めて参ります。
今後とも、各計画相談支援事業所をどうぞよろしくお願いいたします。
FIVE STAR ALLIANCE MEMBER
在籍する3名の相談支援専門員全員が主任相談支援専門員であり、地域で最も長い歴史を持つ計画相談支援事業所のひとつです。3名全員が相談支援専門員の養成にも協力している数少ない計画相談支援事業所です。地域生活拠点等にも指定されています。
相談支援事業所 リブコネクト(大野城市)
3名の相談支援専門員を擁し、基幹相談支援センター等の勤務経験や相談支援専門員としての経歴の長いベテランの相談支援専門員も数多く在籍している力のある計画相談支援事業所です。地域生活拠点等にも指定されています。
結(大野城市)
計画相談の相談支援専門員になるために、単独事業所として設立した思いのある計画相談支援事業所のひとつです。相談支援専門員としての資質の向上と、何よりも担当している利用者さんを路頭に迷わせないためとの目的でアライアンスメンバーとなりました。
サンクスラボ・相談支援事業所 博多(福岡市博多区)
若い2名の相談支援専門員を擁するスピード感のある事業所。今回、筑紫地区以外の事業所として「質の向上を図るため」を目的に、機能強化加算を目的としないかたちでのアライアンスメンバーとなりました。
今後、新たな加入に向けた働きかけも行う予定です。
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