【研修報告】私たちノーマが「人材育成研修」に毎年参加する理由
〜はじめに〜毎年同じ研修に、なぜ参加するのか〜 「人材育成研修にまた参加するの?昨年も受講したよね?」 正直なところ、同僚から人材育成研修に今年も参加を促されたときは、私も思わずそう答えていました。特に忙しい時期でもあるのに、正直2日間も現場を空けるのは心理的にも容易にOKできることではありません。モニタリングと更新手続きを行うためのスケジュール調整をぎりぎりの日程で行う必要もある中で、「今年度も同じ研修に行く必要があるのだろうか」という疑問が浮かんでくることは、きっと多くの主任相談支援専門員やファシリテーターのみなさんにもご理解頂けるのではないでしょうか? ただ、結果的に今年も福岡県が主催する「人材育成研修」に参加し、無事に終えた今、私たちの他に参加した共同体のメンバーたち(ほぼ対象となるメンバー全員が参加)と翌週の共同体の会議で報告しあった際に、参加した誰もが皆口を揃えて言うのです。 「この研修だけは、毎年参加する意味があるよね」 今回のテーマは「個人スーパービジョン」でした。スーパービジョンというテーマは、相談支援の世界では繰り返し語られてきました。先日までGSV(グループスーパービジョン)ことばかりだったのに、今度は別のスーパービジョン?と思った方もいるかもしれません。でも、人材育成研修に参加するなかで、これらの内容こそが、私たちファシリテーターや主任相談支援専門員たちに対して国が求めていることなのだと感じるのです。 福岡県「人材育成研修」とはどんな研修なのか まず、この研修の位置づけを整理しておきましょう。 福岡県が主催する相談支援従事者専門コース別研修【人材育成】は、相談支援従事者研修においてファシリテーターの役割を担う者のファシリテーション技術の向上・フォローアップを行い、さらに地域の障がい者等の意向に基づく地域生活を実現するために必要なサービスの総合的かつ適切な利用支援等の援助技術を習得することで、地域における中核的役割を担う人材を育成することを目的とする研修です。 つまり、初任者研修や現任研修で「伝える立場」に立つファシリテーターや主任相談支援専門員が対象です。受講資格も明確で、相談支援従事者主任研修および現任修了者であって、3年以上業務に従事している者が対象とされています。すでに一定の経験と実力を持つ専門職を対象とした研修、それがこの「人材育成研...