第3回精神科医療連携研究会のご報告



今回の精神科医療連携研究会は、
実際の退院ケースを中心にみなさんと一緒に考える検討会を行いました。

肝心な私が、コンサルタント業務で別の事業所で研修を行なってきたので、
実際に参加することができませんでしたが(汗)

終了後にその場に残っているひとたちと合流したところ


「すごく面白かった!」


という声がとても多かったです。


「そもそも、あんなケースが実際に病院から来るの?」

なんて声もありましたが、

実際の現場では、ソーシャルワーカーがいても
うまくつながらないケースであったり

専門職が見立てたとしても
実際の生活現場での評価はできていないこともあります。

退院後のフォローの必要性もあるはずですが
実際に行われているケースは多忙を理由に少ない

「事件は会議室で行われているのではない!現場で起きているんだ!」

と、叫びたくなることはたくさんあるわけです。


そもそも、本人が相談しても誰も詳細を教えてくれないという現実も
本人を不安にさせてしまう大きな理由となっていますし
退院してからようやく口にするという事実を聞くと

本当に大切にするべきことは知識や技術の向上よりも

「謙虚に耳を傾ける力」

であると改めて思うのです。

地域には、様々なケースがありますが
私たちこそ、そういったケースから多くを学ぶことが必要です。

なにより、私たちは生活者なのですから
生活の中で予測される生きづらさや困り感を
いかにイメージできるかが大切になります。

医療と福祉を担うからこそ
忘れない様にしたいものですね。


次回は、1月24日(金)午後7時から
いよいよ、川口くんの「デンマーク報告会」です!

当法人の決算が1月末なので
平成31年度、最後の研修会となります!

まだ、始まって1年の集まりですが
いろいろやったなぁと改めて思いました。


2月から新年度が始まります!
個人会員・法人会員のみなさんは更新手続きのご案内を差し上げます!
是非、メールのご確認をお願いいたします!


また、

2月より新年度新規会員を募集します!
次回の研修会で申請用紙を準備しますので
是非、お越しください!

また、ホームページからも受付できます!
是非、ご活用ください!

一般社団法人福岡・筑紫地区地域福祉支援協会HP

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