第21回福岡筑紫地区計画相談支援研究会(通称:チキンの会)のご報告

 






ケンタッキーフライドチキンで始めた計画相談向け学習会でもある『チキンの会』ですが、今では、定期的に計画相談について話ができる地域でも限られた学習会のひとつとなりました。

計画相談の相談員になる人は増える一方ですが、本質的な計画相談の役割とは何かを理解している相談員はまだまだ少ないような気もします。


単に、サービス等利用計画をつくる。

単に、モニタリングをする。

単に、聞き取りをする。

単に、「傾聴」する。

単に、加算を取りに行く。


計画相談とは「(良い意味でも悪い意味でも)そういったものだ」と感じる「利用者」や「支援事業所」さん。

そういった計画相談への評価が、さらに利用者やご家族の計画相談に対する評価を下げていく現状。


ここのところ耳にする計画相談支援事業所間の『引き継ぎ』の大変さ。

その大変さをつくりだしている『相談支援専門員』


はっきりいうと、計画相談支援事業所間で安易に引き継ぎができなくなってきている現状。

(利用者やご家族に罪はないですが)モンスターのような利用者をつくってしまった『相談支援専門員』

これらの意味を理解できない=汲み取ることができない『相談支援専門員』


これまで担当していた計画相談に対して、そのやり方や関わり方にうんざりして、計画相談を変えたいと考える利用者さんも増えてきました。

「どううんざりしたのか?」という点の確認は必要になりますが、その内容を伺う中では、その人だけの話をうのみにはできませんが、「え〜〜〜〜〜〜?」と思わず口にするようなことをしている計画相談もあります。

(↑でも、利用者さんにもさまざまな人がいるのはもちろんです。)


だからこそ、普段から「計画相談の役割」を確認していく必要がありますし、こういった学びを共有できる人との相互共有を行うことが重要だと考えています。


今回の研修会は、私たち計画相談の役割を私たち自信が、そして、支援機関の方々に理解していただくための研修会と考えています。

当日参加していただいた方々は10数名でしたが、アーカイブを試聴していただく方々はもっと増えます。


そしてなにより私たちとともに研修している計画相談支援事業所との連携は、とてもしやすいのは当然です。

自立支援協議会相談支援部会がまだまだ機能していないからこそ、このような研修会のあり方がまだまだ重要となると思っています。


当日の音声動画ですが、是非、ご覧ください!






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