第20回福岡筑紫地区就労支援事業所運営連絡会(通称:原点回帰の会)のご報告
いや、ほんと久しぶりの博多南駅2階「ナカイチ」での開催となった「原点回帰の会」。
なかなか直接会えない中で、みなさん、参加していただきました。
久しぶりのみなさんとの再開に、何気に緊張したりもしていたのですが(笑)でも、やっぱりこうやって人と話をする機会は、いろんな刺激をもらうことができますね。
就労支援の勉強会でしたが、それ以上の何かを持ち帰っていただけたのではないでしょうか?
そして、就労支援部を率いる松尾さんが提示した今日のテーマは、「報酬改定にみる就労支援事業所のリアル」ともいうべき内容でした。
私個人的には、あまり変化はないと思っていた就労支援事業所の報酬改定でしたが、意外にも実際に運営している就労支援事業所のみなさんは、口を揃えて「大きな変化が生じていた」ということでした。
「もしかしたら、地方の就労移行支援は全滅するかもしれない・・・」そんな危機感のある内容もありました。
施設外就労に関する加算もなくなり、移行支援、B型、A型すべてにおいて、前年度実績が大きく左右する。
その人にあわせた支援よりも、実績重視の視点。もはや、就労支援の現場にも格差が生じている事実。
徐々に曖昧になる障害福祉サービスの種類。
終わる頃には、頭がパンパンになった感じで、計画相談の私も、本当にいろんなことを考えた内容でした。
地域から支援事業所がなくなっていく現実。反面、増え続けるサービス事業所。ありすぎても、なくても問題となる。
まさに、現場と中央の裏腹な状況は、次の大幅な報酬改定を迎える今後3年間で、私たちの住む地域にどのような変化をもたらすのでしょうか?
まだまだ、私たちも現実を直視していく必要があるように思えてなりません。
終わった後で、みなさんが名刺交換をしながら談笑している姿をみて、「あ〜、やっぱりやっててよかったな」としみじみ思いました。
来週は「対話の会」です。これも、ナカイチで行います!
今日、来られなかった方々も、是非、来週はお越しくださいね〜!
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