第25回福岡筑紫地区計画相談支援研究会(通称:チキンの会)のご報告
今年最後の「チキンの会」となりました。
1年が、、、とにかく早い・・・です。
そんなチキンの会でしたが、今日は、福岡市内で大規模な計画相談向けの研修会が開催されているとのことで、おそらく参加者は少ないと予想されていましたが、、、ありがたいことに、実際には、現地にてたくさんの方にご参加いただきました。
寒い中、みなさん本当にありがとうございます。
コロナ禍ではじまった1年でしたが、今年最後のチキンの会で、写真のようにたくさんの方にお越しいただき、交流会も含めた研修会を行うことができて、とても感慨深く感じました。
誰が、コロナ禍のあの状況からここまでに至ることを予想したでしょうか?
東京オリンピックも終わり、この先、コロナを含めて、日本はどうなるのかと誰もが不安に感じた1年でしたが、こうやって顔を見ながらみなさんと一緒に研修ができるありがたみを心から感じています。
当然のことですが、こうやって毎月のように行なっている研修会ですら、参加していない人たちや、やりもしない人たちからの心ない声を耳にすることもあります。
私自身は、このひとつの活動を行うことを決心するまでに、たくさんの時間を要しながら悩み、時には、生みの苦しみを感じながら、皆さんに助けられてここまで作り上げてました。
最初から、自分のためではなく、地域のために役にたつ何かを残したくてはじめた団体です。
何か団体を持って、地域を牛耳るとか(そんなことできるわけもないしw)、そういったことは微塵も考えず、ただ、毎回、やり抜くため、積み上げるための活動を行なってきました。
だからこそ、ここまで続けてやってこれたのだと思っています。
きっと、この会そのものも、誰もが求める理想系ではないかもしれないけれど、私自身は、始めたことに意義があると思っています。
そして、これからは継続していくことに意義があると思っています。
だから、私がここにいる間は、誰から何を言われようとも継続していきます。
そして、この私たちの会がなくなったときに、これまでの活動の大きさを感じると思うのです。
今回は、25回目になる計画相談向けの研修会「チキンの会」でした。
今回の研修内容にもあった、「最近の計画相談の動向」を見ていると、報酬改定で、計画相談に対する単価もあがり、ある意味、今回の制度改正における勝ち組みたいな言われ方をしますが、実際には、私たち計画相談に対する風当たりは、年々厳しくなっており、「お話するだけの簡単な仕事」ではなくなってきています。
(最初からそんなことはないですが、昔は良く言われたものです)
数カ所の誤記入のために、訂正を行い、署名をもらって再提出さえ求められるようになってきている今、私たちも、今一度、気を引き締める必要性を感じています。
計画相談は、計画を書くことも重要ですが、地域の社会資源をつなぐ役割もあります。
地域の課題や特色、様々な地域特性を理解しながら、地域にアプローチしていく役割もあります。
私が、この研究会を始めたのも、地域における課題を解決するために立ち上げたものです。
私にとっては、この活動こそが、「ソーシャルアクション」なわけです。
この研究会を通じて、計画相談ではない人たちにも、相談支援を行なってもらいたい。
そうすれば、いろんな場所に相談できる場が増えて、そして、顔が見える関係性でつながっている私たちが力を出し合い、困っている人たちの一助になる。
そんな、やさしい地域になってほしいと願っているのです。
ばかげているかもしれませんが、少なくとも相談支援とは、そういったものだと思うのです。
だからこそ、つながりあうことが必要であり、つながる環境として、私たちは存在します。
ぜひ、来年もがんばりますので、ご参加いただけたら幸いです!
でも、結局、こうやって話しながらご飯をたべるのが楽しかったりするわけですw
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