一般就労に踏み出す基準はどこか? 第26回福岡筑紫地区就労支援事業所運営連絡会(通称:原点回帰の会)のご報告
ご報告が遅くなりました。
令和4年4月15日(金)午後7時半すぎから、就労支援の学習会である、第26回原点回帰の会が開催されました。
今回は、事前アンケートをとり、その結果を踏まえて話し合うという新しいスタイルで臨んだ原点回帰の会でしたが、テーマを事前に報告していたこともあり、興味を持っていただいた方々ががたくさんお越しいただきました。
毎回、みなさんにお伝えしているのは、私たちの学習会は途中参加、途中抜け出しは全く問題ありません。事前の参加表明も必要ありません。どうぞお気軽にご参加ください。
今回は、「一般就労に踏み出す(押し出す)基準ってどのあたり?(適正・準備性)」というテーマで開催されました、事前の下記のようなアンケートをとり、その結果を踏まえて、事業所で作業や訓練に取り組んでいる利用者が、一般就労に向けて踏み出す基準はどこにあるのかを、各事業所の理念や考え方に基づいて話し合われました。
アンケートの項目は、
Q. 「一般就労に踏み出す(押し出す)基準ってどのあたり?(適性・準備性)」
① 本人の意思
② 事業所評価基準
③ プログラムの進捗状況
④ 総合的判断
⑤ その他
ということで、この中からひとつだけ、というわけではなく、複数の基準を絡ませ、織り交ぜながら一般就労に向けて押し出している状況が見て取れました。
みなさん、就労支援を行なっていることには変わりないのですが、事業所によっての特色が出たり、また、本人を主体にして考えるといった、至極当然の意見もあり、活発に話し合いがなされていました。
面白いなと思ったことは、なぜか各事業所の職員さんが前に出て、担当のふたりに囲まれて話をするというスタイルで、「徹子の部屋」ならぬ「雄介の部屋」になっていたという(苦笑)
全国クラスの就労移行支援事業所の悩みも聞かれ、それぞれの事業所におけるメリットや課題などが出されて、いろんな刺激をうけられたのだと思います。
本音が聞こえる研修会でした!
就労支援の学習会の形も、徐々に変わってきています。私たちにとって、学ぶ機会を維持することは本当に大変なのですが、担当してくれる2名と、参加してくれるみなさんのおかげで成り立っていますので、どうぞご参加お待ちしています!
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