第17回福岡筑紫地区児童発達支援研究会(通称:ハマチの会)のご報告

 


前回のハマチの会でもご案内があったように、今回は、テクノビ那珂川教室さんで開催を行いました。

計画相談は事業所訪問がありますが、同業者や他業種のみなさんにとっては、なかなか他の事業所さんの中身を見ることができない中、前回のリタリコジュニアさんに続いて、テクノビさんをお借りしての研修となり、事業所見学を兼ねて開催することができました。

肝心な担当の石井さんは、諸事情により不参加となりましたが、事前の調整のおかげもあり、今回も作業療法士の吉田さんに、まさに明日の支援に活かせる内容の研修となりました。




今回の研修は、こどもたちの療育に直結する内容だっただけに、参加された方々はたくさんの学びや刺激があったのではないかと思います。

単にお預かりしているのではなく、エビデンスに基づく支援のあり方を示してもらえたように感じます。

人が単に生きていく中での動作は、自然とその機能の活かしているのであって、発達の凸凹によって、その機能が十分活かすことができていない、まさにそこにアプローチしていく、作業療法士の枠を超えた吉田さんの学びによって、こうやって私たちも教えて頂けているのだと思います。




計画相談の相談支援専門員の立場として、私自身も興味を持って吉田さんの話を聴いていましたが、まさに身体の機能を理解しながら、丁寧にアセスメントを取り、実際に発達支援を行なっていく。

ご家族の希望に対して、なぜ、いま、このアプローチが必要なのかを、保護者に丁寧に説明をしながら、同じ目標に向かって取り組んでいく。




時々、吉田さんが挟む、実際のその場で身体に触れ、刺激という発達支援を行うことで、誰でもその場で変化が生じる、まさに目の前で変化する姿を見せてくれることで、なんのために療育に通っているのかの目的と意味が明確になり、このことを私たち相談支援専門員が保護者に説明できたときは、きっと、保護者が療育に通所するモチベーションにも変化をもたらすことができるのでないかと思いました。


同じ、児童発達支援や放課後等デイサービスで働く支援者の皆さんも、また、就労支援や計画相談など、直接的に関係がなくても、今回の内容は、発達障害を抱える方々を支援している支援者にとって、どの現場でも活かせる内容だったのではなかったでしょうか?

聴いている皆さんも、真剣そものも。目の前で繰り広げられる変化に、誰もが釘付けだったように思いました。

エンターテイメントとしても十分楽しい研修内容だったと思います。






児童分野は、なかなか横のつながりが作りにくいと言います。そもそも、研修に参加させてもらえない法人もあるとか?(そういえば、私の法人もまず、自分のあり方を確立してもらうため、最初の数年はむやみやたらに研修には行かせないのですけどね)

もし、そういったことがあったとしても、法人や事業所のいろんな考えや理由があり、目的があるのだと思います。でも、普段から私たちのようにいろんなつながりを持つ業務を行なっている者としては、そのつながりから生まれる「危機感」「向上心」などが、法人や事業所に大きな刺激となり、それぞれの事業所の質の向上につながると思っています。

事業所や法人の大きい、小さいに左右されない業種が、私たちの福祉業界だと思っていますし、みなさんで切磋琢磨していきたいですね。自分たちのためではなく、そこには、利用者さんやそのご家族がいらっしゃるわけですから。

興味はあるんだけど、その一歩は踏み出せない方は、ぜひ、大きな一歩になるので、参加していただきたいと思います。

だいたい亀井さんが、受付で笑顔で迎い入れてくれると思います(笑)


次回は、11月25日(金)午後7時半からチキンの会です。

今回のチキンの会は、久しぶりのクローズで行います。是非、会場にお越しください!



久しぶりにマックに行きましたとさ〜。なんで撮られているんだろう?




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