第11回福岡筑紫地区計画相談支援研究会(通称:チキンの会)のご報告

今回も、第11回目のチキンの会が
令和元年11月22日(金)午後7時過ぎより開催されました。



しかし、始まる前から

運営スタッフみんなおちつかない・・・

???



それもそのはず・・・

正に、実際に福岡市中央区で機能している基幹相談支援センターさんが
この筑紫地区にやってくるのですから〜〜〜!



「那珂川の中心で基幹相談の必要性を叫ぶ!」


まさにそんな会になりそうな予感がするもんだから・・・


いつもはのんびり始まる会なのに、午後7時を回る頃には


すごい参加者(驚)


なるほど、これが噂の「稲岡マジック」と呼ばれるものか・・・(汗)

最終的には、29名にご参加いただきまして、
月1〜2回行われてきた研修会としては、
まさに今回の研修会の参加者が記録を更新しました。


そして、今回はスペシャルゲストをお呼びしておりまして

難病を抱える我が子のために
お母様自らが企画・製造を行なっている
こどものサプリmogの代表である小浦さんに
「たべること」に課題を抱えている方へのサポートとして
mog(モグ)の紹介を行なってもらいました。

自閉症スペクトラム症の特性として「偏食」や
食が細いお子様に対するサポートとしてのこども専用のサプリ
アレルギー品目を除去して、まるでラムネのように食べやすい
こどもための「サプリメント」です。




代表の小浦さん!

ちなみに、私の息子も食べています〜

ホームページでは、家族で写真に載っていると言う・・・(汗)

なかなか食が細かったり、偏食のつよいお子様に対して
計画相談としての提案ができないなかで
このモグは、とっても有効ではないかと思っています。

何よりも、食べることに対して悩んでいるお母さんたちが
「モグをたべているから良いか!」って思える
精神的な余裕につながるものでもあります。


是非、サンプルもお取り寄せできますので、
「こどものサプリ」「モグ」 で検索してみてください!





そして、いよいよ福岡市中央区基幹相談支援センター
専任(もはや仙人!)コーディネーター 稲岡さんに
福岡市中央区における「基幹相談支援センター」の役割と現状について
お話をいただきました。








とりあえず、はっきり言えることは

基幹相談支援センターがない!もしくは、機能していない!地区は、計画相談は生きられない!

ということです。


え?あってますよね?間違ってないですよね?



地域に機能している基幹相談支援センターがあるだけで
計画相談がどれだけ精神的におちついて業務に従事することができるか。


先日、たまたま福岡市の方の緊急対応を行った私にとっても
「基幹相談支援センター」の役割はかなり大きいと思っています。


もちろん、現状の基幹相談支援センターが盤石ではないことは
稲岡さんをはじめ、中央区基幹相談支援センターの皆さんも話していました。

基幹相談といっても「なんでも相談できる場」ではありません。
要は、基幹でなくても適材適所な相談窓口があるのに、
「とりあえず基幹に」になってしまっている現状であったり
(わかるような気がしますね〜〜〜)

そのために、基幹相談と地域の事業所をつなぐための
研修会や交流会も行なっている、そんな役割も担っているのですから。


単に緊急時対応をする場所ではなくて
地域をつなぐ「ハブ」の役割もあるということ

聞いていると、その業務の幅にとても大変な業務であると
改めて感じることとなりました。


基幹相談支援センターは、福岡市と「5年更新」を行うとのことですが
もしかしたら、5年後には更新しない事業所も出てくるのではないかと
危惧するくらいに現場は大変な業務負担になっているとのこと。

福岡市は、中学校区に1つの基幹相談支援センターを設立しており
約10万人程度の人口規模に対して1つの基幹相談支援センターが
設置されているようです。

10万人ということであれば、
私たちがいる筑紫地区では、1市に1つのセンターでも
足りないことがよくわかります。

24時間で対応できる環境もあるからこそ、
計画相談も24時間対応することができるのです。

なので、基幹相談がない地域が計画相談の相談支援専門員を増やすと
3人目から24時間体制にならないと加算がとることができませんので
計画相談が基幹相談のような役割を担わないといけなくなります。

はっきりと言えば、それは無理だという結論です。




1時間のお話を伺って、その後、質疑応答の時間を持ちます。

私たちの研修会は、「質疑応答」が多いことがウリです。




ここでは書けないような「相談内容」だったり
現場の状況だったり〜〜〜〜


『なんでもことばの最後に、「〜なので悩んでる〜!」とつけたら
なんでも相談できると思わないでほしい』という本音には

一同、大爆笑(笑)


でも、最も大切なのは、私たち計画相談が
基幹相談支援センターの役割を理解して
お互いで協力して対応することだということ。


正しく理解して、正しく協力する。


これからも、お隣の自治体ですが
一緒に協力して仲良くしていただけたらと思います!


そして、福岡市中央区の「ちゅうちゅうネット」の役割は
私たちの地区では「福岡・筑紫地区地域福祉支援協会」が担います!


また、是非、ご参加ください!







あと、中村文昭公演会へのご参加もよろしくお願いします。

まじでお願いします!







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