【虐待事案/事件】筑紫地区で大きな事件が発生してしまいました。

計画相談支援室 ノーマが担当している地区で、もはや福祉の信頼を大きく損ねる大事件が起きました。

あえて言いますが、ショートステイ(短期入所)施設で児童対応している事業所は、近隣でもごくわずかに限られます。

というより、同業種であれば、すぐにピンとくる。

さて、事件発生後に退職しているこの職員ですが、この法人や事業所はどういった対応をするのでしょうか?行政は?

そして、こういった事件を起こした事業所に対して、計画相談はどういった対応をするべきなのでしょうか?

このような最悪の事態は、実際には自分たちにも絶対に降りかからないという保証はありません。

なぜなら、これまでもこのような事件は、常に身近なところにあったからです。

そう考えると、こういった事態に直面した際に、運営法人や事業所としてどのように対応することで、影響を最小限度にできるかを私たちも考えていかないといけません。

これまでも、この事業所の評判や評価は、どうしても評価が二分する事業所でした。

しかし、なによりも他の事業所が手を出さない部分のサービスを提供してきて、利用者並びに保護者のニーズの高さから、地域から本当に求められてきた事業所でもあります。

私もこの事業所については、いろいろと言われる人もいましたが、やはり、地域ニーズを掴んで、必要なサービスを提供している一目置いている事業所でした。

こんな事件が生じた後に、利用するこどもたちや保護者は、どのような選択をするのでしょうか?

実際に、これらの事業所の代わりになる事業所は、早々あるものではないのです。

だからといって、こういった事件があった後も、利用者が変わらず利用を継続するのであれば、おそらく、事業所はそこから何も学ぶことはないのかもしれません。

こういった事件を起こす背景には、事業所の急拡大に伴う人手の確保に失敗しているのではないでしょうか?

もはや、求人を出して良いなと思えばすぐに採用しなければならない状況でもあるのかもしれません。

であれば、業界全体を考えると、同じ様な事件に直面する可能性は極めて高いことになります。

これまでも身近なところで飲酒運転や虐待事案などの事件がありました。

頻度も決して少ないとは言えませんし、内容も受け入れられる様な簡単な問題ではありません。


もはや他人事ではありません。

みなさんなら、どの様な選択をしますか?


朝日新聞デジタル 2020年2月14日 12時40分


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