第15回福岡筑紫地区計画相談支援研究会(通称:チキンの会)のご報告







今回は、福岡市中央区天神のレンタル会議室からの配信をさせていただきました「第15回福岡筑紫地区計画相談支援研究会(通称:チキンの会)」

6月より、博多南駅2階レンタルスペース「ナカイチ」が利用ができるようになりましたが、レンタルする要件として、3密を避けるために10名以下の人数での利用ということになり、これまでのような皆様にお越しいただいての研修会は難しくなってしまいました。

まさに、これが「コロナ以前」と「after コロナ」「with コロナ」の違いだと改めて思いました。

しかし、みなさんには何度も申し上げていますが、私たちは、この変化に適応するだけではなく、この変化を自分の「アップデート」のきっかけにしていくことが求められているのです。

最近、わたしのもとに、様々な電話がかかってくるのですが、その内容は、「コロナ禍のなかで事業運営を行なってきたんだけれど、緊急事態宣言が解除された中で、今こそ変わらないといけないのではないかと思っている。しかし、何から手をつけていいのかわからない。」といったお話ばかりです。

もちろん、私の話す内容が、その解決になる保証はありませんが、みなさんは口を揃えて「今のままではいけない」という課題に直面しているのだと思います。

私たちの勉強会も、「今のままではいけない」ということはわかっているからこそ、代表である私は、今こそ「社会変革のとき」と位置付けて、様々な実験を行なっています。

その中でも、今回は、配信型の研修会開催のノウハウの蓄積をしており、様々な取り組みを行うことにしました。

写真をみていただきたいのですが、今回みなさんにWEB配信した画面は、テレビモニターの画面だったのですが、なぜかというと、私の話がことばが、文字起こしされる機能を使うためです。

文字起こしをすることが、研修会をバージョンアップさせるのではありません。これから先、計画相談として画面を通じてやり取りすることがありますが、そのときに文字起こしがあることで、よりわかりやすくなる可能性があるところに意味を感じているからなのです。

音声よりも、文字の方が入りやすい人だっています。聴覚に障害がある人でも、何を言っているのかわかりやすくなります。

その背景には、ノーマライゼーションの理念と合理的配慮に向けた実験を行なっているのです。

かといって、この実験結果をもってすぐに導入できるわけでもありません。課題もたくさんあります。でも、やってみてはじめてわかることもあります。良さも使いにくさも。

相談支援専門員は、そういった状況を常に疑問に感じながら、少しでも改善していく意識も必要だと考えています。

そして、研修会を行う最大の理由。それは、私たち自身のバージョンアップのため。

今回の新型コロナウイルス騒ぎは、私たちの生き方そのものを変えてしまうほどのインパクトがありました。(もちろん、大騒ぎしただけとの指摘もありますが)少なくとも、私たちの生活スタイル、生活環境、生活リズムは大きく変わったのです。

社会情勢が変わったにもかかわらず、私たちがこれまでのままであること自体が、私たちソーシャルワーカーの退化を意味するのではないでしょうか。

変わらないことは確実にありますが、変わらなければならないこともあるわけです。

その変化を考えるためには、私たちソーシャルワーカーの目的や役割、機能などを今一度、理解することが求められます。

変わるために、学ぶ必要がある。

今回、全80枚のうち、40枚のレジュメを用意して望んだ1時間半の研修会ですが、蓋をあけてみたら、15枚しか進んでいないという(笑)

ということで、次回は、『計画相談のきほんの「ほ」』vol.2です(苦笑)きっと、vol.6くらいまであるのではないかともw

みなさん、是非、ご参加くださいね!

次回の研修会は、令和2年6月19日(金)午後7時半からです!
どうぞよろしくお願いいたします!






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