第10回福岡筑紫地区児童発達支援研究会(通称:ハマチの会)のご報告
今回の研修は、久しぶりの「神回」とも呼べる研修だったのかもしれません。
社会福祉士会の委員としても活躍中の石井さんですが、今回、社会福祉士会が主催する「サービス管理責任者研修及び児童発達支援管理責任者に関する研修」の研修委員の代表も務める石井さんから、現在の研修に求められていることを踏まえた、「人材育成」について、お話を伺うことができました。
そもそも、現在、2019年より「サビ管」「児発管」の研修制度が大幅に内容変更が行われているので、各施設で本当に理解している人はいないのかもしれません。
現在、サービス管理責任者及び児童発達支援管理責任者の研修は3つの研修があります。
①基礎研修…2019年のより開催。現在、3年目を迎えています。サービス管理責任者及び児童発達支援管理責任者としての基礎を学習しながら、実践研修を受講できるまでの期間は、実際の実務を通じて学び、実践研修を受講して、晴れてサービス管理責任者及び児童発達支援管理責任者となれます。現在、実践研修が行われていなかったため、令和4年3月までに基礎研修を受講した方については、サービス管理責任者及び児童発達支援管理責任者の「みなし認定」として、実践研修を受講していなくても3年間は配置することができます。
②実践研修…今年度より正式に開催。(今年度は応募終了しています。)基礎研修を受講して2年の実務経験(直接支援または相談支援)を経た方が受講することで、正式なサービス管理責任者と児童発達支援管理責任者となります。福岡県では、この研修が正式に開催されることで、令和6年3月で「みなし認定」制度は終了となります。令和6年3月以降は、今後、サービス管理責任者、児童発達支援管理責任者として実務経験が2年以上ないと、配置できないことになります。現段階で基礎研修を受講しても、「みなし認定」としてサービス管理責任者や児童発達支援管理責任者として配置できるのは、令和6年3月までとなります。
※動画では、令和5年3月と話をしていますが、訂正します!
③更新研修…2019年以前の制度でサービス管理責任者や児童発達支援管理責任者になった方が、引き続きサービス管理責任者として勤務する場合は、5年以内にこの更新研修を行うことが必要となります。ただし、5年のうち2年の実務経験が必要となります。しかし!令和4年度の更新研修までは、実務経験要件はないので、過去5年で実務経験がなくても、あと5年はサービス管理責任者及び児童発達支援管理責任者としていつでも勤務できることになります。
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