【ノーマ公開研修会】第2回ご報告&第3回ご案内
ノーマ管理者です。
第2回の研修報告&第3回のご案内をさせていただきます。
今回のテーマは「ケアマネジメントにおけるインテーク及びアセスメントの重要性について」
あいにくの雨でしたが、前回から引き続きご参加の方や初参加の方もお迎えして、総勢16名での研修会となりました。
前回と同様に筑紫地区だけでなく福岡市からもご参加いただき、地域による違いも話題にしながら進めることができました。
自己紹介と合わせて、皆さんの知りたいことを伺い、インテークとアセスメントの定義、役割や重要性、実践から見る知識と技術などの話しを進め、実際の様式も共有しながら質疑応答を行いました。
- アセスメントやインテークの時に心がけていることは何?
- なぜその部分を大切にしているの?
- 困難事例の対応はどうしたらいい?
- アセスメントの重要性と目的、方法は?
- どんなフォーマットを活用している?
- 初回面談で注意すべきことは?
- 情報の整理の仕方は?
素朴な質問、知りたいことや疑問解消のヒントになる経験談も交えながら進んだので、案の定、時間が足りず・・・。
予定していたバイスティックの7原則は一部のみ、グループディスカッションも充分には行うことができませんでした。
アンケートでも、体験した事例、アセスメントの取り方、聞き出しにくい項目を実際にどのような言い回しで聞いているのか知りたかったとのご意見や、インテークとアセスメントのロールプレイングを取り入れた研修のご希望もいただいたので、次回は<実践編!>を行います。詳細はページ下部をご確認くださいませー。
個人的には、面接法や質問の仕方、障害や発症時期によるの聞き取りのポイントなど、研修やOJTで先輩方から教わったことや、
入職当時に障害別だったケアガイドライン、アセスメントツールを三障害合同のツールにするためワープロで作成されていた資料をパソコンで作成し直したこと(当時はフロッピーディスクでした…)などを思い出しながら聞いていました。
飛び込みの相談に戸惑ったこと、聞きたくでもどんな言葉で聞いたら良いか分からなかったこと、緊張して頭が真っ白になったこと、帰りの車内で先輩からフィードバックを受けたこと、先輩の聞き方を真似して口調が似てきたこと・・・。
多くの場面、主にたくさんの失敗体験が浮かびました。もちろん今もできていることばかりではありませんが、現場から後方支援、支援者支援と役割が徐々に変わってきた中でも感じるのは、学ぶこと、実践すること、振り返ることの大切さ、です。
それは一人ではできません。情報共有や事例検討を通して自身が体験していないことを知り幅を広げること、ピアとして同職種同士での共感だけでなくフィードバックし合える関係性をつくること、実践や振り返る機会をつくること。
研修中に浮かんだ場面、たくさんの先輩方(同一事業所だけでなく、他事業所や他職種の方々)からしてもらった経験があるからこそ、それを伝えていきたいと思っていますし、今なお学び続けられているモチベーションはそこにあります。
今回もたくさんのご感想をいただきました。
- まだまだ私のアセスメントは浅いので必ず聞くポイントをおさえながら広い視野でアセスメントを取りたい。
- お話を伺う中で、自分が契約をとるときに何を気を付けていたのか。どんな表情だったのかを思いだしながら聞きました。
- インテークやアセスメントでの自分の強みや自分の型を早くみつけていきたいです!
- アセスメントは、更新ごとに必要である認識できました。インテークやアセスメントの重要性が学び直しが出来て良かったです。
- 障害児通所事業も行っていることから、相談支援事業だけでなく、様々なサービスにも当てはまる内容だと認識しました。失敗事例等は事業所内で共有し引き出しを増やしていきたいと思います。
- 相談支援の役割とアセスメント重要性を改めて学ぶことができ、身が引き締まる思いでした。なんとなくで済ませていたことも多かったので、アセスメント項目の意味や相談支援の必要性を再確認できてよかったです。
- アセスメントをしっかりする事が支援の質に繋がる事に関して改めて実感しました。またアセスメントの取り方に関してもまだまだ不足している部分があった為、取り方、シートの様式等大変参考になりました。
- 改めてインテークの意味やクライアントの心情を振り返ることで気持ちを新しく業務に臨もうと思えました。日々の言葉遣いや声のトーン、抑揚など意識的に見直していこうと思います。
ということで、文中でお伝えしたように、第3回は「ケアマネジメントにおけるインテーク及びアセスメントの重要性について<実践編!>」と題して行います。
ホワイトボードを使用して事例の振り返りや、質問の仕方で困ったことや工夫していることの共有、ロールプレイで他の人の聞き方を見る・自分を振り返る機会・・・など、
それぞれの困りごとや体験を共有する場としてご活用ください。面接場面で困った経験、うまくいかなかったやり取りを振り返る機会になれば幸いです。
福岡県でも相談支援従事者初任者研修が始まり、ノーマからもファシリテーターとして参加しています。
研修の中でもサービス担当者会議のロールプレイを実施していますが、慣れないと気恥ずかしく戸惑いますよね。ロールプレイのコツは「演じ切ること!」、何事も慣れるコツは「場数を踏むこと!」
くり返しになりますが、安全・安心な場で経験を重ねていくことが大切です。
とはいえ、実践する機会やフィードバックを受ける機会は、なかなかないと思いますので、苦手や不安がある方こそ、この研修会を活用していただけるのではないでしょうか。面接場面で困った経験、うまくいかなかったやり取りや振り返る機会になれば幸いです。
<第3回 ノーマ公開研修会>
日時:令和6年7月8日(月)午後6時から
※第3月曜日が祝日のため、第2月曜日に変更しています。ご注意ください※
場所:計画相談支援室ノーマ
定員:およそ15名(配信はありません)
対象:応募者多数の場合は、相談支援専門員またはサビ児管を優先します。
参加費:100円(資料代)
【応募方法】
下記のメールフォームよりお願いします。
参加申し込みメールフォーム
※締切 令和6年7月7日(日)まで
注意事項:
・応募者多数となった場合は、計画相談の相談支援専門員を優先します(先着順ではありません)。あらかじめご了承ください。
・駐車場はございません。周辺のコインパーキングをご利用ください。(店舗等には絶対に停めないようにお願いします。)
・ 飲みもの等は提供しません。各自ご持参ください。
・ノーマはマンションの一室ですので、周辺環境への影響は十分にご注意ください。
・質疑応答を中心に展開していきますので、積極的な発言をお願いします。
以上よろしくお願いいたします!
<今後の予定>
8月19日、9月9日、10月21日、11月18日
12月16日、1月20日、2月17日、3月17日
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