【ノーマ公開研修会】第7回ご報告&次回(12/16)ご案内
😊ノーマ管理者です。
あっという間に12月。この週末は「九州地区障がい者相談支援事業合同研修会 大分大会」に参加していました。
岡山で全国研修に引き続き、厚生労働省の小川専門官のお話しを伺い、あらためて次の10年を考える機会となりました。
また、シンポジストや相談支援専門員協会の冨岡代表理事、九州各県の代表の言葉などを聞きながら、これまでの10年を振り返り・・・
福岡県の任意団体である「相談支援ネットワークふくおか」の立ち上げ時に事務局長を務める機会をいただいたこと、黒崎でのキックオフ研修会に奔走していた頃も思い返したり、制度変遷や基幹支援センターの設立など様々なことに翻弄され、しんどいながらも貴重な経験をさせていただけた時代だったことに思いを馳せておりました。
前回の大分大会(9年前!)では、全体で情報交換会🍺があり、中津市の公式キャラクター「くろかんくん」の肩にいるおサルにテンションが上がったことも思い出しました。
年に1回の大事な研修会、来年は宮崎(12月11日(木)~12日(金))とのこと。7年振りの宮崎も楽しみです。
この大分大会で、主任相談支援専門員の役割やグループスーパービジョンの重要性についても再認識でき、研修会の感想やあらためてノーマ公開研修で取り組みたいこと、自分たちの大切にしていることなどを帰りの車中で話しながら福岡に帰ってきました。
さて、先月の公開研修会は事例を用いたスーパービジョン(グループスーパービジョン:GSV)、9月はグループに分かれてそれぞれ3~4事例を取り扱いましたが、今回は全体で2事例をじっくり丁寧に。
基本情報やジェノグラム、エコマップを書きながら、課題と感じていることの背景や支援のポイントなども書き足していきます。
事例提供者の困り感を出発点に、時系列や課題を整理する中で、必要な情報が見えてきたり、事例提供者が苦手なことに気がついたり・・・
『聞きながら書く』ためには、情報を具体的にする必要があり、そのために深堀りする質問をしたりリフレーミングしたり。
実施する側は、これでいいのか常に考えながら行っていますが、そんな中で嬉しさを感じるのは、
「(ホワイトボードを)見ていて思ったんですけど」
「いま気がついたんですけど」
「そういえば、ご本人はこんなことも言われていた」
など、『気づき』の発言が聞けたとき。
そんな時には、ハッとした表情を浮かべる方が多く、時には笑顔が見られることもあります。
今回も参加された方々の表情や言葉から、何かしら気づかれたことがある様子に安心しながら、さらに精進していきたいと感じました。
相手の反応から得られることが多いスーパービジョン、まさに支援と同じ。パラレルプロセスですね。
わたしが事例検討やスーパービジョンを行う際に、ご本人が語られた言葉、「 」のセリフでお尋ねすることがあります。
語尾や選んだ言葉、ニュアンスを深堀りすることで、実際にお会いしていない方のイメージをより深めることができ、ニーズに焦点を当てることができますし、
板書の際には情報を俯瞰することに気を付けながら、可視化することの効果を感じつつ、誰かのフィルターを通した情報であることは留意しなければなりません。
心理学・神経意味論言語学博士クリスティーナ・ホール氏によると、脳は質問を投げかけると、A4用紙、約30ページ分を脳内で情報検索するとか。
ファシリテーターが誘導せずとも「質問」には効果があり、相手が答えを持っているという「コーチング視点」を大切さにすることに立ち返ることができます。
ホワイトボードに浮かび上がってくること。
人に伝えることで情報を整理し、
質問を受けることでリフレーミングや気づくこと。
そんな瞬間的な表情を見逃さないように、グループメンバーの人数はあまり多くならないよう丁寧に展開していきたいと思っています。
また、事例提出は必須ではありませんが、事例を出された方のお申し込みを優先させていただきます。ご承知おきください。
スーパーバイズを受けたい方、実践してみたい方、それぞれご参加の目的は問いません。
ぜひ、この機会にノーマスタッフと一緒にスーパービジョンを体験・実践する場として、ご活用いただければと思います。
自立協議会の部会や、事業所内などで事例検討・スーパービジョンを行う主任相談支援専門員やサービス管理責任者、児童発達支援管理責任者の皆さんのご参加もお待ちしております。
💠 💠 💠 次回のご案内 💠 💠 💠
テーマ「事例を用いたスーパービジョン(グループスーパービジョン:GSV)」
グループに分かれたり、全体共有したり、進め方は参加者や提出事例の数によって調整していますが、意見交換がしやすい人数で進めていきます。
また、事例提出は必須ではありませんが、事例を出された方のお申し込みを優先させていただきますのでご承知おきください。
参加の目的は問いません。スーパーバイズを受けたい方、体験してみたい方、それぞれご参加の目的は問いません。
ぜひ、この機会にノーマスタッフと一緒にスーパービジョンを体験・実践する場として、ご活用いただければと思います。
ホワイトボードの板書にチャレンジしてみたい!という方もご相談ください。
必要な皆さまのお申し込みをお待ちしています。
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<第8回 ノーマ公開研修会>
日時:令和6年12月16日(月)午後6時から
場所:計画相談支援室ノーマ
定員:およそ15名(配信はありません)
対象:応募者多数の場合は、相談支援専門員またはサビ児管を優先します。
参加費:100円(資料代)
【応募方法】
下記のメールフォームもしくはQRコードよりお願いします。
参加申し込みメールフォーム
※締切 令和6年12月13日(金)まで
※事例について お申し込みされた方に別途ご連絡いたしますが、事例提出を希望される方は、前日までにフォームにて事例の共有をお願いします。
なお、お申し込みの人数によって進め方を調整いたします。事例提出は必須ではありませんが、事例を出された方のお申し込みを優先させていただきますのでご了承ください。
参加された方は、ふりかえりアンケートのご協力をお願いします。
注意事項:
・応募者多数となった場合は、計画相談の相談支援専門員を優先します(先着順ではありません)。あらかじめご了承ください。
・駐車場はございません。周辺のコインパーキングをご利用ください。(店舗等には絶対に停めないようにお願いします。)
・飲みもの等は提供しません。各自ご持参ください。
・ノーマはマンションの一室ですので、周辺環境への影響は十分にご注意ください。
・質疑応答を中心に展開していきますので、積極的な発言をお願いします。
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<今後の予定>
1月20日、2月17日、3月17日
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