第3回福岡筑紫地区児童発達支援研究会(通称:ハマチの会)のご報告














第2回は、ハマチの会を主催する石井さんの事業所である、放課後等デイサービスcolorさんで開催しましたが、今回は、ハマチの会初となるナカイチ(博多南駅2階)で開催しました。

 

前回の内容が大変すばらしかっただけに、今回の開催も楽しみにしておりましたが、今回も大きく期待を裏切る内容となり、感嘆してしまうような内容となりました。

 

今回、まだ開設して間もないcolorさんの開設当初からいるスタッフ2名が同席のもとではじまりましたが、年齢を聞いてびっくり。現在、おふたりとも22歳という若さ。

 

にもかかわらず、今回は18名程度ご参加いただいていたのですが、物怖じせず話をしていたこと、そして、なによりも自分の思いをストレートに表現していたこと、より自分を高めるために必要なことなどを、しっかりとした口調で話をしていたことに驚きました。

 

いかに、年齢や性別、立場などで相手に対する勝手なイメージを持っていたかをあらためて反省するとともに、結局、人を育てていくのも、上司であり、運営側である私たち次第であることを改めて感じることとなりました。

 

何よりも、職員さんは、直接支援を行ういちスタッフというよりも、対人援助職としてのソーシャルワーカーとしての役割を正しく理解している間接支援も行う児童指導員(保育士)さんであり、そういった意識をもった職員さんが事業運営を行うことが、いかに問題意識の高い事業所をつくるのかをまざまざと見せつけられました。

 

しかも、なにがすごいのかを本人たちは知りもせず、こうやって、多くの人たちの前で話をして、自らの考えや立場を知る、まさに自己理解・自己覚知を進めてしまうことにも、周囲から感嘆の声が漏れていました。

 

決して、素晴らしいだけではないし、いろんな課題は山積しているとのことでしたが、課題に対して向き合いながら運営を行っている姿は、むしろ、利用する児童や保護者を却って安心させる結果となるのではないかと思いました。

 

こうやってことばだけで説明したところでなかなか状況は把握できないかもしれませんが、実際に、彼らの声を聞いてみてはいかがでしょうか?

 

BANDというSNSにご加入いただけたら、約1ヶ月間はアーカイブをみることができます。

 

これを機会に、是非、参加していただけたらと思います。

 

石井さんは、過去の自分の本人なりの辛い経験を反面教師に、徹底したブレない運営哲学を持つことができたと言います。

 

私たちの人生は、良い経験だけから学ぶわけではないことも、改めて理解できたと思います。

 

いかに自分の思いが必要なのか?私たちの法人が掲げる、「福祉は思いから始まる」という理念を、これからも追求していきたいと思います。

 

ご覧になりたい方は、是非、私たちの活動にご参加ください!

 

次回は、7月17日(金)午後7時半より、ナカイチで開催します!

「みんなで障がい児・者福祉現場の支援を語る「かたり場」vol.2です。

 

ちなみに、配信はございませんので、ご希望の方は、案内時に参加表明をお願いします!

 

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