「街の相談室ほろん」に見学にいってきました!
元中央区基幹相談支援センターに長年在籍し、その相談支援スキルの高さから、様々な場面でで活躍されていた「稲岡さん」。
CWSAが主催する計画相談向けの研修会「チキンの会」では、以前、基幹相談の役割や内情についての研修も行なっていただいたことで、その名をご存じの方も多いかもしれません。
また、福岡県社会福祉士会が主催する「サービス管理責任者/児童発達支援管理責任者初任者研修」においては、その研修を進行する司会の役割を担い、稲岡さんが紡ぐことばのひとつひとつは、実際にご自身で実践してこられたからこそ、発することばには相当の力があります。
稲岡さんの知識や技術の高さもさることながら、その実行力という面においては、稲岡さんは「志も高く」「信頼のおける」自信をもって紹介できる相談支援専門員のひとりです!
そんな私たちが尊敬して止まない「稲岡さんが」、今回、福岡市東区に計画相談支援事業所「街の相談室ほろん」を立ち上げたと伺い、お祝いと見学を兼ねて、ノーマのおっさんふたりでお邪魔してきました。
待ち合わせ時間でしたが、利用者の対応で遅れるとのことで、事業所の前で待っているところをパチリ(笑)
「街の相談室ほろん」という名称をみても、いかに稲岡さんが地域に根ざして取り組もうとしているかの「想い」や「意思」を感じることができます。
以前、稲岡さんとお会いして話をしたときに、「計画相談への想い」を伺っていたこともあり、その話を実際に形にしたんだなぁとしみじみ思いました。
ドアがあいた瞬間を撮影しようとしましたが、タイミングが合わずw
これから、どれだけの人がこの扉を開けるのかなぁと思うと、なんとなく微笑ましく思ってしまいます。
扉の向こう側は、間取りでいうなら1Kといった感じですが、女性らしさと稲岡さんの持つやさしい雰囲気そのものを表したようなナチュラルな感じで、居心地の良さをふたりで感じていました。
木目のテーブルが並び、丸テーブルの中心には可愛いらしい「お花」も置いてあります。
面談時の目線となりやすいものを置いてある点も、面談のことをよくわかっていらっしゃるなぁと感心した次第。
(ノーマは、そう言う意味ではほんと“てきと〜”だなぁとw)
こんな写真につきあってくれるのも、稲岡さんのやさしさ〜(笑)
私たちふたりも、稲岡さんと話したいことがいっぱいあったので、兎にも角にもずっとおしゃべりしていました。
特に、「地域に根ざしたソーシャルワークを基盤とする支援の提供」「自分らしい働き方と自分を大切にすることの重要性」「潜在的ニーズとしての継続性の担保」「計画相談を含む相談支援の人材育成」「ソーシャルアクション」などなど。
相談支援専門員は数多くいれど、こういった話ができる人は、地域にたくさんいるわけではありません。
こういった「深イイ話」ができる人が身近な同業者としている幸せは、何事にも変え難いものです。
美味しいランチとケーキを食べながら、私たちのようなおっさんふたりにお付き合い頂きありがとうございました(笑)
個人的には、稲岡さんが女性として事業を始めることを、今後も見守りながら応援していきたいと思っています。
女性がもっと地域でしがらみなく働けること、家族や子育てをしながら、キャリアアップや自己実現できること。
福祉事業のなかで、それを実現できる可能性がもっとも高い仕事が、「計画相談」だと思っています。
私たちがそうであるように、もっと社会的に自立して、対等に仕事に取り組み、女性の社会進出を促すためにも、計画相談としての独立した働き方は、今後の女性にも勇気を与えてくれると思います。
そのためには、稲岡さんのような子育て世代の女性がつくりだす新しい事業所が継続していくことが重要だと思っています。
今度、チキンの会で「設立前と設立後の心境」を、女性目線でお話していただく機会をつくっていきたいと思います。
これからもきっと、しなやかで質の高い計画相談支援を提供してくれるに違いありません!
街の相談室ほろんのホームページ
また、お話できる日をたのしみにしています!
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