第13回みんなで障がい児者の未来を語る(通称:かたり場)のご報告
今回のかたり場は、本来予定していなかったにも関わらず、たくさんの方々にお越しいただきました!
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
今回のかたり場は、「令和6年度の報酬改定について語る」という題で行いました。
本来であれば、かたり場については配信は行わないのですが、「配信はないのか?」という声も多かったので、会員向けに急遽、配信を行うようにしました。
今回は、放課後等デイサービスと計画相談についてを中心にお話をさせていただきました。
今月の25日には、福岡県主催による説明会が行われるので、まだ詳細がわかっているのではありませんが、4月からはあたらしい制度によって運用されるので、準備をすることは重要だと思っています。
全体的に放課後等デイサービスは、『なにもしなければ』かなり厳しい運用となります。
逆に、これまで報酬にはならなかったことが改めて報酬がつくようになったり、個別にきちんとした支援を行ってきた事業所など、普段の支援をしっかりと考えて行なっている事業所は、おのずとプラスにつながるということになります。
大切なのは、普段からの支援であり、『加算をとりにいく支援』ではないということです(加算を取りにいく支援をするには、そこまで大きな加算はないという意味です)。
目先の報酬ばかりを気にしている事業所、コンサル頼りの運用をしている事業所には、厳しい事業運営になるでしょう。
むしろ、コストをかけても人材を育成したり、長く勤めやすい環境を提供している事業所にとっては、これまでの努力の成果が認められたと感じることでしょう。
率直に言えば、私はそんな印象を受けているのです。
そして、今回の研修が行われた次の日には、令和6年度報酬改定で、児発・放デイともに5年経験以上の保育士及び児童指導員が『専門的支援体制加算』の対象になったというニュースも飛び出しました。
これまでは、OT・PT・ST・CPだけが専門職としての対象でしたが、児童指導員・保育士で5年以上の勤務経験を持つ人も、改めて専門職として評価されることになりました。
長年勤務している職員が大きく評価されることになるのは、パート職員ではなく、地道に正職員として雇用して、教育しながら勤務を継続するために尽力してきた事業所にとっては、大きなプラスとなることでしょう。
真摯に雇用に取り組んできた事業所が評価されることは、とてもありがたいことです。
そして、計画相談。
すべての方が話をしているように、計画相談についてはバブルといってもよいでしょう。
もちろん、福祉業界全般の給与が低いことは否めませんが、計画相談が評価されることは、『相談支援』が評価されることであり、その背景には、これからの地域福祉は、「相談支援』が重要であり、そこから自立支援協議会を通じて、地域の福祉の課題に取り組む必要があるということだと思っています。
それだけ「お金がついた」ということは、「期待」と「成果・実績」を求められることにもつながります。
その部分を無視しての運用は、3年後にきっとはしごを外されることを意味します。
その点では、これからの3年は、将来の報告性を考え、先を見越して運用を行う必要があると思っています。
「地域のために何を考え行動するのか?」が、私たちノーマにとってのテーマでもあります。
さて、みなさんは、今回の報酬改定に何を思ったのでしょうか?
是非、お聞かせください〜!
さて、来週は「チキンの会」です。
何を話すかきめていませんが、是非、おこしください〜
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