NPO法人障がい者支援事業所なかがわの総会に参加してきました。

本当に恐縮ではありますが、NPO法人いずみの井上施設長の推薦もあり、平成31年4月よりNPO法人障がい者支援事業所なかがわの理事のご依頼を頂きまして、微力ながらお力になれればと思いお受けすることとなりました。

私自身は、那珂川市在住ではないものの、那珂川市で業務を開始して丸5年を迎え、今後も地域に根ざした活動を行なっていきたいと思いを新たにしているときに、このような光栄なお話を頂いたことは、地域に根ざした活動を行なってきた、まさに少しずつ丁寧に種をまいてきたなかで、ようやく芽が出たようなとても嬉しい気持ちになりました。

そのようななかで、本日、令和元年度のはじめての「総会」に参加させていただきました。

いやはや、那珂川市長をはじめ、県議、市議、社協、行政など数多くの出席があり、今時、こんな総会をみることがあるだろうか?といった驚きの光景を目にしてきました。


NPO法人障がい者支援事業所なかがわは、家族会を基盤に、法人として平成20年に設立される以前から作業所として運営を行い、法人設立以降は、「地域活動支援センターらぶはーつ」として、1事業所ではあるものの地域に根ざして、行政ともしっかりとつながりながら運営を行なっています。

しかし、事業運営そのものは、周辺にできた障害福祉サービスの急激な増加に加えて、家族そのものの高齢化に伴い、利用登録者数は減少の一途を辿っています。

今、このまま「地域活動支援センターⅡ型」を維持することも難しくなるなかで、それでも行政機関からの期待は、これまで同様、変わらずあり続けています。

小さな作業所、特に地域活動支援センターは、大きな法人に合併することも多い中で、いよいよこれから先10年のための方向性を考えていく必要があると、井上さんからもお話を伺っていました。

今回の総会に参加して、これだけ地域に根ざしている法人を、「このまま登録者を減少させて、さらに継続もできないような状況にするわけにはいかない」と思いを新たにしました。

変革は痛みを伴うと考えがちですが、私は一概にそうは思っていません。大切なのは、その存在をもっと広めていくこと。そして、もう少し時代に即した運営を行なっていくだけでも、大きく変わってくると思っています。

とはいえ、まずは「私自身」を知ってもらうこと。急を急ぐのではなく、できることからコツコツとさせていただけたらと思います。

そういえば、私もかつては、地域活動支援センターの社会復帰指導員でした(笑)

なんだか、楽しみになってきました!




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