第20回福岡筑紫地区計画相談支援研究会(通称:チキンの会)のご報告
今回のチキンの会の研修テーマは、『必見!計画相談のつくり方・運営のリアル』についてお話しました。
WILL-LIFEの稲永兄をお呼びして、計画相談の設立方法並びに運営について、その詳細なつくり方と経営についてお話をさせていただきました。
WILL-LIFEさんは、稲永母が法人設立を行い、計画相談支援事業所を運営。その子である稲永兄が、実際の経営を行いながら、相談支援専門員として現場にも入っている事業所です。現在、5人の相談支援専門員を要しており、計画相談の経営については、その歴史も数字も第一線級です。
なぜ、経営について話をしなければならなかったか?という点ですが、ちまたに「計画相談は儲からない」という一方的なイメージがあり、実際になかなか事業所も相談員も地域に増えてこない実情があります。
しかしながら、WILL-LIFEは、計画相談の中でも相談支援専門員に優しい『ホワイト企業』として君臨しており、今や、利用者への選択肢も含めて、WILL-LIFEの量的相談支援に敵う事業所は地域にはありません。私たちノーマですら、支援によってはWILL-LIFEさんを頼らざるを得ない現状が地域にはあります。
では、こういった経営を目指した理由はなんなのか?そして、経営の実態なども含めて、リアルな数字をあえて提示してもらうことで、きっと、今回のチキンの会に参加した人たちは、「絶対的計画相談の未来」を見せてもらえたと思います。
あまりにもリアルな内容だったため、私は感嘆とため息ばかり吐いていましたが、今回のことで、ますます先が見えてきました。ちなみに、この内容についての動画の公開はありません。今から計画相談の設立を考えている人、相談支援専門員として働きたいと思っている人など、計画相談についてご興味のある方は是非、今!始めた方がよいと思います。うかうかしているひまはありません。
今回のイベントは、『計画相談は儲かる』といった話ではなく、専門性を確保・維持するための実際の経営手段や人材確保、またその採用時期、それに伴う収入と経費のリアルといった実際の運営をお伝えするための内容でした。
ご参加できた方はしあわせですね。
ということで、今回を持って、今年度のすべての研修が無事に終了することになりました。みなさん、本当にご参加いただきありがとうございました。
令和3年2月から3年目の一般社団法人 福岡・筑紫地区地域福祉支援協会がはじまります。すでに、来年度のすべての日程・及び会場も押さえることができました。ただし、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う緊急事態宣言等で、実会場での開催も危ぶまれています。そこで皆様にお願いがあります。私たち法人は、皆様の会員登録による「会費」か、当日、会場に参加される方の「参加費」のみで維持されています。ところが、コロナ禍で会場参加が危ぶまれるなかで、BANDによる配信やzoomによる配信などで、参加費を頂く機会がなくなってしまいました。そのため、誠に心苦しいのですが、来年度は、是非、会員のご登録をお願いできないでしょうか?
私たちの会員規則では、個人での会員は、3000円/年(令和3年2月から令和4年1月まで)、法人での会員は、10000円/年(令和3年2月から令和4年1月まで)です。個人会員は、おひとりだけですが、法人会員はグループ事業所を含めて無制限で定期研修会を無料、講演会やイベントを割引で受け入れを行っています。
これからも、私たちは現場の声に即した研修会や講演会を開催していく予定です。そのためにも、私たちはそのための資金が必要です。皆様には、是非、資金面での御援助をお願いいたします。
尚、研修会を主宰していただいている担当の皆様には、お茶代以外の一切の講義料金をお渡ししていません。私も含めてみなさん「手弁当」「やりがい」のみでお願いをしています。そのためにも、是非、運営面でのご協力の程よろしくお願いいたします。
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