「自由化」がもたらした、これから訪れる本当の恐怖というお話。

最近、計画相談の仲間内でも良く出るお話なのですが、今後、突然、利用している事業所が閉鎖することが増えてくるのではないか?といった不穏な話があります。

実際に、そういったケースがみられるようになっているのは本当の話。

スタッフの離脱と加入のバランスが完全に崩れてしまっているのです。


みなさんの地域に、最近、お店の入り口に「人手不足のため・・・」といった張り紙ないですか?

実は、大手のチェーン店でもみられるようになってきたので、最初は、「なんだろね〜?」といった感じだったんですが、先日も、いつもなら煌々と電気がついていなきゃいけない年中無休のお店が、真っ暗だったりするのです。


よく、コロナ禍で人材が流出して、その人たちが戻ってきていないとかいう話はニュース等でききます。

福岡空港の手荷物検査場も数百メートルならんでいる写真がSNSでも上がっています。

係員が少なくて、人数を捌ききれていないとかなんとか。

しかし、本当の理由はわかっていません。

わかっていないから、不安で仕方ないのです。


一般のお店だけのお話かと言えば、実際にはそうでもありません。

昨年末から今年に入って、福祉サービス事業所の急な閉鎖の話も出てくるようになりました。

普段であれば、「へぇ〜」といった感じですが、個人的には恐怖を感じるのです。

実際に、計画相談が他の事業所への情報提供に奔走している人もいるようですし、実際に困っている話もちらほら。

「人材が一気に辞めたらしい」「サービス管理責任者がいなくて、代わりも見つからなかったらしい」

本当か嘘かはわかりませんが、本当にそういった話として耳にはいるようになってきたのです。


『もしかしたら、今年は突然閉鎖といったことが頻発してくる最初の年なのではないか?』と感じるようになったのは言うまでもありません。

もしかしたら完全に、障がい福祉の職員の受給バランスが崩れたのかもしれません。

都市伝説ではなく、私は別にハローワークではないのに、どの事業所を訪問しても、「誰か良い人いませんか?」と聞かれるのです。

ときには、直接電話での問い合わせもあります。


私はハローワークではないのに・・・(苦笑)


私たちの法人にも危機感があるように、みなさんの法人は大丈夫でしょうか?

十分にスタッフとの対話ができていますか?

無下に職員を扱っていませんか?


みなさんの法人の職員さんに不穏な動きはないですか?

誰かがすでにあなたの職員に声をかけていませんか?

あなたの法人は、そんな職員を引き止めるだけの求心力がありますか?

『補充はいつでもできる』といった、昭和な経営をしていませんか?

将来を見据えて、人をきちんと育てていますか?

採用したときの約束を、時間の経過とともに忘れていませんか?

すでにあなたの法人に「裏切られた」と職員は思っていませんか?


利用する方々、こどもたちにも大きな影響がでるのです。

みなさんも、自分の職員に今一度、声をかけてあげませんか?





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