小さいお客様
ノーマの母体法人は、ふたつの「児童通所支援施設」を運営しています。
今日は、そのひとつである「こどもサポートルーム アクア」の子どもたちが
ノーマに来てくれました。
理由は、「博多駅周辺でクリスマスイルミネーションを見にいく」こと
そして、「博多駅で好きなおやつを買って、みんなで食べる」ため。
まずは、ノーマに来て、お昼ご飯を食べてから
博多南駅から新幹線で博多駅に向かうとのこと。
小さいノーマが、たくさんのこどもたちでいっぱいになりました!
簡単に内容をお話していますが、
障がいを抱えるこどもたちを、人の多い環境に連れていく
ましてやイルミネーションというきらびやかなものを観にいくことは
決して簡単なことではなく、相当な準備と対策が求められます。
もちろん、こどもたちの中には
人ごみのなかでパニックを起こすことも予測されます。
パニックは、周囲の方々をびっくりさせることだけではなく
そんな状況になってしまったことをこども自身が後悔して
本人の自尊心を傷つけることもあります。
だから、場合によってはリスクをとって
人の多い環境に連れていくことを行わない事業所もあります。
(何も考えずにひょいひょいと連れていく事業所もありますけれど。)
ただ、アクアは毎年連れていくことにしています。
それは、クリスマスシーズンをみんなと同じように味わってほしいという願いと
普段支援を行う中で、社会性の獲得するための支援の進捗を確認するためです。
スタッフにとっては支援結果を次に繋げるために
アセスメント(現状把握)の場でもあるのです。
とはいえ、こどもたちの多くは、すでに何度も通っているベテランです。
電車はおとなしくルールを守って静かに乗ります。
(今回は、博多南駅から新幹線でした!)
駅のお店でそれぞれがお金を出しておやつを購入して
博多口の人ごみのなかで、ベンチに座っておやつを食べています。
後片付けもきちんと行なっています。
私たちのために、ドーナツまで買ってきてくれました。
今回、初めてのお子さんは、やはりまだまだな面がみられたそうです。
でも、やはり利用期間が長いお子さんはすばらしい結果をみせてくれています。
そんな報告を聞きながら、私も買ってきてもらったドーナツを食べました(笑)
また、遊びにきてくださいね〜〜〜♪
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