第10回福岡筑紫地区計画相談支援研究会(通称:チキンの会)




一般社団法人福岡・筑紫地区地域福祉支援協会が設立する前から研修会としてはじまった通称:チキンの会ですが、昨日は、第10回目となりました。

個人的には、地域の計画相談の相談支援専門員の質の向上を図るためにはじめた研究会でしたが、那珂川、春日地区のみならず、筑紫地区、糟屋地区、福岡市から毎回たくさんの方々にご参加いただいています。

特に、相談支援専門員向けの研修は、まさにソーシャルワークを主体とするものですので、障害福祉サービス、児童福祉サービスなどの各事業についての理解が必要となるなかで、今日は、わかっているようでわかっていない「同行援護」「行動援護」について、実際に現場に入っている久保田さんにお話いただきました。

目から鱗の話の内容で、お話の途中でも活発に質問が飛び交うなど、みなさんもかなり理解が進んだのではないでしょうか?

そのなかで、「地域がフィールドである自覚」「地域の人から見られている=評価されている」ということば。

そして、親、友達、お手伝いさんではなく、マンツーマンで支援するかなり強いプレッシャーを感じながらの支援。なにかあったときは、誰も助けてくれない中で、相手とむきあっていかないといけないこと。

強度行動障害者を対象とし、例えばくしゃみに反応して怒り出す利用者を、インフルエザといった風邪が猛威を振るう時期に公共交通機関に乗せるときのヘルパーの覚悟。

みなさん、そんなこと考えたこともなかったと思います。

同行援護/行動援護のヘルパーがいなのは、ある意味必然でもありますが、本当に必要な方にとってどれだけその支援者がいることが心強いか・・・。

お話を聞きながら、ある意味感動すら覚えた、あっという間の時間でした。


いつも穏やかで笑顔を忘れない。問題に直面した時こそ、普段の状況を維持すること。

そして、周囲にも気軽に声をかける。公共交通機関で隣に座った方に事前に声をかける。
周囲もその人を認めてくれる。地域の理解が深まる。

尊い仕事だなぁと改めて思いました。

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