《日々雑感》ご入学、ご進級おめでとうございます！

通勤途中に、小さなランドセルを背負ったこどもたちが
お兄ちゃん・お姉ちゃんや親御さんに連れられて歩いている姿を見かける季節になりました。

今週は、県内のあちらこちらで新入生の入学式が行われていたようです。

みなさん、ご入学・ご進級おめでとうございます。

新しい環境に慣れるのも本当に大変ですね。
新しい教室、新しい先生、新しいおともだち。
なれないことばかりだと思いますが、
いつのまにかここが大切な場所になることでしょう。

是非、楽しい学校生活を送っていただきたいと思っています。



しかし、

障がいを抱えるお子さんにとっては、あたりまえのこの変化も
私たちが想像する以上に大きな負担と不安に繋がります。

毎年、この時期は、生活環境の変化についていけず、
学校や自宅で落ち着かない日々を送る人も多くいます。

学校にいけなくなってしまうお子様もいます。

それは、なまけているのでもなく、
しつけができていないわけでもありません。

その子の障がい特性により、私たちが想像する以上の不安を抱えてしまうのです。

光のない暗闇を、ライトもつけずに歩いているような感覚です。


恐怖に襲われパニックになるのです。


親御さんも、毎年、この時期は同じように悩まなければならないのです。

場合によっては、落ち着かず、興奮したり、モノを投げたり、
大声をだしたりする我が子を見る毎日・・・毎年です。

そっと、優しく見守ってあげてください。

学校に通いたいのは、親も子も一緒なのです。

親も子も、いろんな不安を抱えています。

支援機関も学校も、そういった親子の気持ちを少しでも汲み取ってほしいと願います。


みんなが安心して学校に通うことができる環境を

どうぞ、皆様のご配慮をよろしくお願いいたします。