《利用児童並びに保護者向け/放課後等デイサービス》区分に関する事業所の対応にご注意ください。

これは久留米市からの事務連絡です。


平素より、計画相談のよるご理解ご協力誠にありがとうございます。

最近、放課後等デイサービスを利用されている保護者並びに放課後等デイサービス事業所さんより、様々なご報告をいただきます。

尚、これらの内容は、実際に基づくものではありますが、皆様に分かりやすいように、簡素化しておりますことをご了承願います。具体的に書くと、私が感情的になりそうなので・・・。


これまで何度もブログでお伝えしているように、今回、放課後等デイサービスを利用されるお子様に、支援の必要度合いに応じた「区分1」「区分2」という2つの段階がつくようになりました。

しかし、利用される児童並びに保護者の皆様には、サービスの利用に関してなんら影響を与えるものではありません。

ですが、事業所にとっては大きな影響があり、いわゆる支援の必要度が高い「区分1」の利用児童の受け入れの割合が高い事業所には、これまでよりも多くの給付が行われることとなりました。

そもそもことの発端は、一部の事業所が軽度の利用者だけを預かっていたという問題に直面したことが、今回の区分を生み出しわけですが、そのため、今度は「区分1(=頻繁に支援が必要とする)児童」さんが、事業所にとって重宝されることとなり、先程申しました通り、本来、児童やその保護者の皆様には、サービス利用に対してなんら影響を与えるものではないのですが、最近、以下のような報告を頂くことがあります。


《新規で事業所を利用される児童さんの場合》
(区分1の児童)
・2事業所利用する予定だったが、その事業所だけを受給量いっぱい利用するのが受け入れの条件と言われた。
・区分2の方が多い事業所からは、利用をそれとなく断られた。

(区分2の児童)
・障がいが軽いことを理由にその事業所の受け入れを断られた。
・利用にあたり、福祉課に行って区分1に受給者証を変えてもらうように事業所から依頼された。(※例え窓口に行っても、できません!)

《すでに事業所の利用を行っている児童さんの場合》
(区分1の児童)
・これまで言われたこともなかったが、利用回数を増やすように言われたり、その事業所だけを利用するように言われた。
・今の事業所が自宅から近いが、同じグループの別の事業所に移ってもらうように言われた。(区分1の児童さんを集めている)

(区分2の児童)
・やんわりと利用頻度を減らすように言われた。もしくは利用を断られた。
・今の事業所が自宅から近いが、同じグループの別の事業所に移ってもらうように言われた。(区分2の児童を集めている)
・利用にあたり、福祉課に行って区分1に受給者証を変えてもらうように依頼された。
 (※窓口にいってもできません)

《番外編》
・事業所側より、「状態が改善してもらうと困る(=「区分2」になってしまう)ので、うちでは支援は行ないません」と言われた。
・受給者証の申請時や更新時の福祉課の調査の際に、調査員に症状を重たく言うように言われた。
・(区分2事業所)見学時に、「うちは、スタッフ1人で、3人を見れる程度の軽度のお子様しか預かりません」と言われた。

すべての内容は、「明確に」「具体的に」ではなく、「それとなくやんわりと」話をされたそうで、言われた側も状況も理解できない中での発言だったので、言われたまま受け入れてきたというのが特徴です。

ちなみに、

上記の内容は、すべて違法行為です。

県庁に通報するレベルですので、福祉窓口やお子様を担当する計画相談支援事業所に報告してください。


放課後等デイサービス事業所さんとしても、利用される児童さんや保護者の皆様に、誤解を生むような発言は、お控えいただきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。






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