第33回福岡筑紫地区計画相談支援研究会(通称:チキンの会)のご報告



昨日はチキンの会へのご参加誠にありがとうございます。

久しぶりに懐かしい人たちにたくさん会うことができました。

参加者も30名を超える方々にお越しいただき、久しぶりに活気のある研修会になったと思います。


サンクスシェアの田中さん!おかえりなさい!お待ちしていました!


昨日の研修テーマが『ケアマネジメント3.0』と題して、自然対話型人工知能「chatGPT」が障がい福祉分野にもたらす世界を少しだけ感じて頂くという、少し未来感のある話の内容だっただけに、皆さんの興味関心を惹くことができるかどうか不安でしたが、実際には、はじめて耳にした方も多い中で、とても興味を持って聞いていただけたと感じ、少しホッとしているところです。


『chatGPT』がこの世に誕生して、ここ数日で世界は大幅に動き出しました。

かつて、apple創業者のスティーブ・ジョブスが、iphoneをこの世に発表したときと同じような衝撃といった論調で語られています。

私は、決して専門家でもなければ、ITに精通しているわけでもありません。

しかし、その私でさえ、今回の自然対話型の人工知能である『chatGPT』に初めて触れたときは、驚きと興奮よりも、「脅威と戦慄」を覚えました。

「この人工知能が、近い将来どれだけの仕事をなくすきっかけになるのだろうか?」と、当初は強い危機感を持っていたのですが、実際に何度も何度もchatGPTに触れ、試してみた後の私の考えは、「これは、人間に脅威を与えるもの」ではなく、「人間である意味を問い直すもの」だと至ったのです。

だからこそ、その本質を理解するためにも、私は、率先して使い、身近な人たちに話をして、私たち「人間」にとってのこれからの役割は一体何なのか?これからの世界を生きる上で、人間として何が必要なのか?をずっと対話し続けてきました。


zoomからのご参加ありがとうございました!レジュメは見やすかったでしょうか?


もちろん、これらの話をいろんな人にしたときに、すべての人たちに興味をもってもらえたわけではありません。

拒否を示すもの、「AIに何ができる?」と卑下するもの、興味なくスルーするもの、何事も当たり前の反応だと思っていますが、特に専門職や技術職の人たちは、これらの話や実際に見せることで、急に顔色が変わる姿を何度もみてきました。

だからこそ実際に、レジュメにも書いていたのですが、「この技術を普及させるための環境とその継続」が必要になると考えたのです。


久しぶりに、揃った面々!なんか、ホッとするね!


別にその役割を私が担う必要があるわけではないのですが、ただ、実際にこの業界で働くひとりの人間として、そもそも福祉業界そのものが、ICT導入に対する拒否反応の強い業界でもあること、目の前に効率化できたり、楽になったりするツールがあるにも関わらず、時間と労力だけをかけて、不満を述べる人たちばかりということによって、他の業界に益々遅れをとっていき、若い人たちにも選ばれない業界になりつつあることに、常に危機感を感じているのです。

であるならば、同じ業界で働く「感度の高い人たち」だけでも、話題を共有して、来るべき「人工知能がが当たり前のようになってくる世界」に向けて、私たちに何ができるのか?を考えていくきっかけになればと思ったのでした。


最初に準備していたレジュメを一通り説明したあとには、みなさんは、「なるほどね」といっただけの感想だったと思いますが、私が、「ちなみに、今回のレジュメのすべては、私ではなく、一言一句、chatGPTが考えてつくりました」といったときに、参加者の表情が豹変する姿をみたときは、やはり、今回の話題提供を行って良かったと正直思いました。



これらが実際にレジュメの作成をお願いした時のやりとりです

なぜなら、その驚きこそが「考えるきっかけ」になるからです。


なんども言いますが、私は専門家でもなければ、技術者でもありません。

実際には、なにがどうなっているのかすらわからないのです。

わからないことをみなさんに伝える必要があったわけですが、そのために、私が何をしたのかといえば、この「chatGPT」に、私のことばで尋ねて、どうすれば良いかを尋ね、答えてもらっただけなのです。


であれば、サービス管理責任者や児童発達支援管理責任者で、その障がいや疾病に対する適切な支援について「なんでも」知っている人であれば、chatGPTは必要ないでしょう。(そんな人がいれば、きっと、更新研修なんていらないのでしょうね)

でも、実際違うことは明白ですよね。

しらないことは、聞いてみれば良いのです。

尋ねてみたら良いのです。

chatGPTは、例えば、現場における「強迫性障がい」といった専門的知識が必要な支援が求められる「疾患」や「障がい」「難病」についても、その選択肢をみなさんに提示してくれます。

もちろん、それらがすべて、みなさんの事業所で実行できるとも思いませんし、実際には、それが正解かどうかもわかりませんが、これをきっかけに、さらに詳細を調べるきっかけにもなるでしょうし、同時に、その的確な知識を学ぶきっかけになるでしょう。

提示された選択肢から、私たちにできることを選択することもできるのですから、全くもって「ない」ところから「ある」を生み出すよりも、はるかに時間の効率化になるのです。


以下の図は、架空の児童のケースをつくり、私が「chatGPT」を利用して、おそらく15分もかからずできた個別支援計画がこちらです。

あくまで架空でありイメージですので、詳細を問われても困りますが、ただ、この支援計画をみて、「適当に作られた支援計画」と感じるでしょうか?

私は、これまであらゆる支援計画をみてきましたが、ここまで詳細に支援内容が記載された支援計画は、あまりみたことがありません。

これをみて一番驚いていたのは、TEKUNOBIの代表であり、作業療法士の吉田さんでしたw

支援員よりも、専門職の人が強く感心があるのは、その内容が思いのほか的確であるということを感じたからではないでしょうか?


終わった後で、ひとり黙々と体験していた吉田さん。私もまさに最初はそんな感じでした。


私が「さけては通れない」という理由は、まさにここにあるのです。

使わなくてもいいけど、目の前に利用者がいて保護者がいて、その方々に安心してサービスを受けてもらう、そのための個別支援計画でズレや納得が得られない状況でいるよりも、納得できる支援計画を、chatGPTを利用した方が良いのではないかと思うのです。

もちろん、否定的な意見があっても当然ですし、そう思う人たちがいても別におかしいとはおもいません。

少なくとも私は、何かしらの手段で利用して効率化していき、計画立案することかける時間よりも、人間しかできないこと、人として向き合い、共感し、共に歩むための時間を確保していきたいと思っています。


なにより、私は、人間らしい役割、人間にしかできない役割を担い、私自身の存在意義を高めていきたいと思っているのです。



みなさんは、どのように感じましたか?


吉田さん、オンライン参加だったのに、現場にきちゃいましたw触れていい人たちですw



ちゃんと、ケンタッキーフライドチキンに行ってますから!

ペアルックみたいになってるやん!w

姐さんが・・・いる!(笑)



営業も大歓迎です!

くぼたさんも久留米から駆けつけてくれました!



ひさしぶりにお互いに会いましたね〜!なかよしふたり!

ゆきえがんばれよ!w











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