《放課後等デイサービス》事業所の選び方のポイント
さくらが満開を迎え、春の陽気で居眠りをしてしまいそうな毎日ですね。
社用車の自動ブレーキシステムの効き過ぎに戸惑う毎日でございます。
さて、NOMAをご利用頂いている皆様のなかで、時期的なものでしょうか?最近特に、放課後等デイサービス事業所をはじめてご利用の保護者様より
「お勧めの事業所はありませんか?」
という質問をよくいただきます。
「お勧めの事業所=その子にとって良い事業所」とは限りませんので、私から事業所をお勧めすることは、原則ございません。
むしろ、放課後等デイサービスの目的と意義など、いろいろと話しをしてしまうので、返って保護者を悩ませることになることの方が多いです。
むしろ、そっちのほうが得意です!(笑)
事業所を選ぶポイントは、ご家庭の事情によって様々です。
知人やママ友といった誰かに勧められても、その子にとって良い事業所とは限りませんし、意外と勧められて入った事業所だったけど、その後に事業所の変更を行う方も数多くいらっしゃいます。
逆に、勧められて利用したばかりに、合わないにも関わらず、言い出しにくくて我慢して利用される方もいます。
利用している方は当然ですが、自分の子が利用している事業所のことを悪くいう方は居ませんし、そう思いたくないという心理も働きます。
なので、他人のアドバイスは、あくまで参考程度であり、実際のところはあまり意味を成しません。
むしろ、いろんな放課後等デイサービスを、自らの目で見て、雰囲気や職員さんの動きや発言をみて、直感を信じても良いと思います。
しかし、そのようなアドバイスでは、あまりにも計画相談支援事業所としては説明不足と思いますので、少しお話させていただきます。
あくまで、ひとつのアドバイスとしてお聞きいただけたら幸いです。
①ご家族が無理がない距離や時間で事業所を選択すること。
放課後等デイサービスも学校と同様に、急な発熱や怪我などで呼び出されることもしばしばあります。「こどもが行きたい」「この事業所に行かせたい」という思いも当然大切なのですが、ご家族に無理がかかると、結果的に保護者自身の負担が大きくなります。お仕事をしているお母様が、サービス終了時間が早いというのも大きな負担となります。他の家族に負担をかけることで、結果的に子供にも負担をかけてしまうので、無理のない距離や時間にも十分ご注意下さい。
②利用の目的をある程度明確に持つこと。
放課後等デイサービス事業所は、児童福祉法という同じ法律で運営されています。なので、大なり小なり差はあれど、実際の運営はほとんど変わりません。しかし、皆様もお気づきなように、事業所のもつ雰囲気や支援内容、プログラムなどは全く違うものとなっています。「ことばがでるようになってほしい」「仕事をしているので、長めに預かってほしい」「同性のお友達と遊ぶ機会をつくりたい」など、お子様や保護者が何を目的に、放課後等デイサービスの利用を行うのかを明確にしておくと、私たち相談支援専門員の事業所の提案もより具体的になると思います。
③利用するのは親ではなく子であることに注意すること。
どんなに「療育」「特別なプログラム」を親が求めても、実際に通うのはお子様本人です。学校から帰宅後の時間を過ごす上で、「本人にとって安心できない」「ストレスになってしまう」環境であれば、どんなにすばらしい療育支援やプログラムが行われていても、逆に不適応や自尊心の低下、おとなに対する不信感につながってしまいます。なんでも「いやいや」ではいけませんが、2〜3ヶ月利用しても本人がなじめないような状況であれば、事業所の変更も視野に入れるべきだと思います。
④直感を信じて下さい。
どこの事業所も、はじめての見学時に対応には気を遣います。ですので、どこの事業所もきちんとした対応を行ってくれると思います。だからこそ、そんな中で感じたみなさんの直感は、是非、大切にして下さい。ご家族が「職員の対応や言葉遣いが気になった」「職員の支援中の格好に違和感を感じる」「事業所の雰囲気が暗い」などいろんな印象を感じたとすれば、イコールそこが「悪い事業所」ということではありませんが、その感情があったことで、今後、様々な面で事業所をネガティブに見てしまうこととなり、ご家族にとっても事業所にとってもお互いに良いことがないからです。ですので、敢えて第一印象は、とても大切にしてほしいと思います。
他にもいろいろとあると思いますが、きりがないのでこのあたりにしたいと思います。
もし、ご質問等があれば、ご遠慮無くご連絡いただければと思います。
社用車の自動ブレーキシステムの効き過ぎに戸惑う毎日でございます。
さて、NOMAをご利用頂いている皆様のなかで、時期的なものでしょうか?最近特に、放課後等デイサービス事業所をはじめてご利用の保護者様より
「お勧めの事業所はありませんか?」
という質問をよくいただきます。
「お勧めの事業所=その子にとって良い事業所」とは限りませんので、私から事業所をお勧めすることは、原則ございません。
むしろ、放課後等デイサービスの目的と意義など、いろいろと話しをしてしまうので、返って保護者を悩ませることになることの方が多いです。
むしろ、そっちのほうが得意です!(笑)
事業所を選ぶポイントは、ご家庭の事情によって様々です。
知人やママ友といった誰かに勧められても、その子にとって良い事業所とは限りませんし、意外と勧められて入った事業所だったけど、その後に事業所の変更を行う方も数多くいらっしゃいます。
逆に、勧められて利用したばかりに、合わないにも関わらず、言い出しにくくて我慢して利用される方もいます。
利用している方は当然ですが、自分の子が利用している事業所のことを悪くいう方は居ませんし、そう思いたくないという心理も働きます。
なので、他人のアドバイスは、あくまで参考程度であり、実際のところはあまり意味を成しません。
むしろ、いろんな放課後等デイサービスを、自らの目で見て、雰囲気や職員さんの動きや発言をみて、直感を信じても良いと思います。
しかし、そのようなアドバイスでは、あまりにも計画相談支援事業所としては説明不足と思いますので、少しお話させていただきます。
あくまで、ひとつのアドバイスとしてお聞きいただけたら幸いです。
①ご家族が無理がない距離や時間で事業所を選択すること。
放課後等デイサービスも学校と同様に、急な発熱や怪我などで呼び出されることもしばしばあります。「こどもが行きたい」「この事業所に行かせたい」という思いも当然大切なのですが、ご家族に無理がかかると、結果的に保護者自身の負担が大きくなります。お仕事をしているお母様が、サービス終了時間が早いというのも大きな負担となります。他の家族に負担をかけることで、結果的に子供にも負担をかけてしまうので、無理のない距離や時間にも十分ご注意下さい。
②利用の目的をある程度明確に持つこと。
放課後等デイサービス事業所は、児童福祉法という同じ法律で運営されています。なので、大なり小なり差はあれど、実際の運営はほとんど変わりません。しかし、皆様もお気づきなように、事業所のもつ雰囲気や支援内容、プログラムなどは全く違うものとなっています。「ことばがでるようになってほしい」「仕事をしているので、長めに預かってほしい」「同性のお友達と遊ぶ機会をつくりたい」など、お子様や保護者が何を目的に、放課後等デイサービスの利用を行うのかを明確にしておくと、私たち相談支援専門員の事業所の提案もより具体的になると思います。
③利用するのは親ではなく子であることに注意すること。
どんなに「療育」「特別なプログラム」を親が求めても、実際に通うのはお子様本人です。学校から帰宅後の時間を過ごす上で、「本人にとって安心できない」「ストレスになってしまう」環境であれば、どんなにすばらしい療育支援やプログラムが行われていても、逆に不適応や自尊心の低下、おとなに対する不信感につながってしまいます。なんでも「いやいや」ではいけませんが、2〜3ヶ月利用しても本人がなじめないような状況であれば、事業所の変更も視野に入れるべきだと思います。
④直感を信じて下さい。
どこの事業所も、はじめての見学時に対応には気を遣います。ですので、どこの事業所もきちんとした対応を行ってくれると思います。だからこそ、そんな中で感じたみなさんの直感は、是非、大切にして下さい。ご家族が「職員の対応や言葉遣いが気になった」「職員の支援中の格好に違和感を感じる」「事業所の雰囲気が暗い」などいろんな印象を感じたとすれば、イコールそこが「悪い事業所」ということではありませんが、その感情があったことで、今後、様々な面で事業所をネガティブに見てしまうこととなり、ご家族にとっても事業所にとってもお互いに良いことがないからです。ですので、敢えて第一印象は、とても大切にしてほしいと思います。
他にもいろいろとあると思いますが、きりがないのでこのあたりにしたいと思います。
もし、ご質問等があれば、ご遠慮無くご連絡いただければと思います。
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