第27回福岡筑紫地区計画相談支援研究会(通称:チキンの会)のご報告
先に、宣伝させてください。
令和4年6月11日(土)に、『計画相談のきほんの「き」』と題して、那珂川市にあります「ミリカローデン那珂川」にて行うことにしています(まだ、会場も抑えていない段階ですので、環境が変わるかも?しれません)。
新しく計画相談支援事業所を設立または従事する新人さん向けの内容となっており、今回で4回目?となります。
ただ、別に私がやりたくて言い始めたわけではないのですが、最近、計画相談を運営している事業所さんが、新しくスタッフが加入したり、または、新規の設立したばかりの方々もいて、研修したい、または受けたいと思っても、でもその機会や時間的余裕がないといったようなお話をよく耳にするようになったため、CWSA-fukuchiku(福岡・筑紫地区地域福祉支援協会)にて開催することになりました。
もし、ご興味があれば、CWSAのホームページやfacebook、そしてこのブログをチェックしていてください。
個人的には、私一人6時間ぶっ通しの研修となりますので、あまりやりたくない(苦笑)のですが、以前にも増して内容をブラッシュアップして取り組みたいと思います。
ご興味があれば、是非、ご参加ください!
ということで、今回は、そのきほんのきの触り部分を使っての研修を行いました。
誰もが忘れがちになる、基本的なことのもっとも最初、受理からインテークにかけての内容で行いました。当日の模様は、YouTubeの「NOMA CHANNEL」でも見ることができますので、そちらもご覧ください。
正直にいうと、計画相談を行なって9年目を迎える私ですが、もはや出し尽くすくらいに失敗も数多く行なってきています。だからこその、身近でリアルなお話ができるのも、これだけ長く計画相談に向き合うことができたおかげだと思っています。
私が始めた当初は、まだ、私たちの地域は、全国的にみても遅れていた地域でした。県外は、先行者がたくさんいたのですが、相談支援専門員の誰もが「見よう見まね」で始めた計画相談ですが、だからこそ、「計画相談の歴史を作っている」という意識を持ちながら、今まで取り組んできたつもりです。
現在になって、ようやく計画相談が周囲にも認められるようになってきましたが、それは、私たちの研修会にも参加していただいている多くの計画相談の相談支援専門員が、切り開いてきたものでもあります。
個人的には、10年を目標に、コツコツと取り組んできたからこその今があります。もし、3年程度で誰もが計画相談を辞めていたら、おそらく、行政や基幹相談支援センターなどとフラットにやり取りできなかったかもしれません。
私自身でも、まだまだ力不足を感じていますし、同時に自分ひとりでカバーできることは何一つないと思っているからこそ、周囲の力を借りながら今まで取り組んできたつもりです。
今の計画相談の仲間達がいるからこそ、社会資源不足の地域でもなんとかやってこれたと思っています。
今から始める相談支援専門員の皆さんは、ある意味、そうやって地道に努力してこられた先人の相談支援専門員さんたちが切り開いてきた道を利用できるからこそ、伝えなければならないものがあると思っていますので、是非、このチキンの会にもご参加頂けたらありがたいです。
ということで、ケンタッキフライドチキンを食べて研修に臨んだワタシということでw
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